さくらびレポート236〜廃材アート2010作品紹介⑤「あたしたちの奇跡の花」

櫻ヶ岡中学校の中平です。廃材アート2010作品紹介の最終回。

作品名「あたしたちの奇跡の花」。

一年生全員で作った力作です。この花は協働で作った暗室の中、ブラックライトの光で輝きます。この花は、9月に解体された100番校舎の床に使われていたコンクリートのかけらから生えている花で、新しい一歩を踏み出そうとしている瞬間を表現しています。過去の歴史から新しい歴史を作っていく。そんな希望が込められています。

展示が完了した時、リフレッシュプラザの所長さんが来られましたので、さっそく生徒が作品を解説しました。作品のコンセプトや意味など、一生懸命さが伝わったのか、所長さんからはとても良いとほめていただきました。

この作品作りに関して、私は顧問として3回駄目だしをしました。基本構想を変えずに作品を作り続けた一年生は見事です。この作品には、一年生のチームワークの結晶が詰まっています。