今日、テレビ番組で”恋愛心理学者”を名乗る人が、
「恋愛も結婚も嘘が必要」と言っていた。
嘘があるからこそ一緒にいられる・・と。
また、その番組内のアンケート調査によると、
「配偶者に嘘をついている」と答えた人は、
夫・妻共に70%を越えていた。
しあわせな人生を送って欲しいと
結婚の応援をしている私にとって、
この番組の影響力を考えると怖い想いがした。
道徳(人として守る道理)的に言うと
嘘はイケナイ。
嘘をついて相手をだましたり、その場をごまかしたりしても
本当に幸せにはなれない。
それは、相手に嘘をついているだけじゃなく、
自分にも嘘をついているから・・。
自分に嘘をつかずに
正直に相手と向き合わなくては、
愛し合うことはできない。
何も持たないスッキリとした心を
まっすぐ相手に向けて
”思いやりとやさしさ”を発揮して欲しい。
そうすることで、必ずそこに愛が生まれる。
生まれた愛は、
どれ程に傷付いた心をも癒してくれるチカラを持つ。
そんな言葉では言い表しようの無い
やすらいだ幸福感を
感じて欲しい・・と心から願っている。
「愛に留まる人生」を送りたかったら、
恋人同士・夫婦間で秘密を持ってはイケナイ。
みじめさも失敗もダメなところも
すべてさらけ出して
許して受け入れる・・
それ程に愛は深い。
隠して、ごまかして、表面を繕って、
相手だけでなく、自分自身をも騙す行為は、
悲劇をよぶ・・。