3月14日(日) 「伴走・歩ボランティア養成講座」が開催されました。
最近雨降りが多かったせいか、今日みたいな春めいたいいお天気の日はどこか散歩に出かけたくなりますね。
「伴走・歩ボランティア」とは、視覚に障がいのある人と共に、“伴走ひも”を使ってコミュニケーションをとりながら「走る・歩く」活動をする人のことです。
外出がしにくく、家に閉じこもりがちな視覚に障がいのある人は、運動不足にもなりがちだそうです。この活動は、そのような運動不足の解消とともに、共に汗を流すことでスポーツの楽しさ・喜びを互いに分かち合うことのできる活動です。
「考え方や感じ方が一人ひとり違うように、ものを見る目線も人それぞれ。一緒に公園を歩いていても、自分とは違った目線でものを見ているので新たな気づきがあって楽しい。」と講師のボランティアは言います。
右の写真は河川敷を走っている様子。
私も実際に伴走ひもを使って伴歩体験をしてみました!
平坦な道だと分かってはいても、腰が引けてしまい、スムーズに足が前に出ませんでした。
しかし、不安や恐怖心はあるものの、やはり天気がいい日に楽しくおしゃべりをしながら河川敷を歩くことは気持ちがいいものです。
いつの間にか、同じ伴走ひもをもつ方のことを信じで足を踏み出すようになり、それとともに不安が少しずつ小さくなっていくのを感じました。
受講された方は、「自分も相手の気持ちになって走ることが大切だ。」と感じ、趣味のマラソンを活かしたボランティア活動への想いを語ってくれました。