さくらびレポート272〜卒業制作「夢展2010」

櫻ヶ岡中学校の中平です。今年もやってきました3年卒業制作展「夢展2010」!

この展示が始まると、もう卒業だなあ・・と感じます。毎年、感動を卒業制作から会い和えられている、そんな感じがしています。

「夢」というテーマだけが決められており、あとは材料や表現方法、全く自由。まさに、本校の美術教育は、この卒業制作のための1題材なのです。

展示の会場は、500番校舎4階の空き教室で、元第三音楽室。生徒数が多かった時は、ここも音楽室として充分使われていました。今はなき「マンドリン部」が、ここで活動をしており、壁には今でも賞状や写真が貼られています。この教室も、夢展のほかに、暗闇美術体育館や、美術部のアトリエとして活用させていただいております。

どんな美術館よりも、生徒たちは、興味を示します。3年生というのは、在校生にとって目の前の目標であり、あこがれなのでしょう。全ての作品に1年生は興味を示していました。
この会場に入ってくると、ほとんどの生徒が「うわー」「きれい」「美術館みたいだ」と感動を口にします。一瞬で雰囲気に入り込ませる手段として、パーテーションとスポットライトを使います。窓ガラスに黒画用紙を貼ったのは美術部です。

この展示は、地味ですが、いろいろな感動を卒業生から在校生へ引き継いでいるような気がします。

作品紹介は、次回から!!