高次脳機能障害支援者養成実践講座

高次脳機能障害者や家族には、心理面でのフォローアップが有効であると言われています。障がいの正しい理論と実践を身につけた専門家が有効に働きかけることで、当事者や家族が穏やかに過ごすことができます。
 コロポックルでは中島恵子教授(帝京平成大学)をお招きして、高次脳機能障害者を支援する専門家養成のを3回連続する実践講座を開くこととしました。 
 
※ 講 師 : 中島恵子氏
 (帝京平成大学 健康メディカル学部 臨床心理学科 教授)
☆1回目 8月28日 17:00〜21:00
「脳機能回復の歴史と認知リハビリテーション」

(1)脳損傷後の機能回復の歴史
(2)認知リハビリテーションの理論
(3)高次脳機能障害の評価
★じっくり脳機能回復に関する歴史を学び、今日の認知リハビリテーションにどのように理論を生かし評価するのかを考えてみましょう。

☆2回目 9月18日 13:00〜17:00
「高次脳機能障害者のリハビリテーション」

(1)機能再建に基づく認知リハビリテーション
(2)機能再編成に基づく認知リハビリテーション
(3)症例検討
★機能再建と機能再編成をめざす認知リハビリテーションとはどのようなリハビリテーションなのか、症例を通して一緒に学びあいましょう。

☆3回目 10月23日 13:00〜17:00
「前頭葉障害者の家族教室」

(1)家族教室の意義
(2)家族教室の目的と方法
(3)家族教室の進め方と留意点
★家族への支援は重要です。家族の理解を深めるために家族の心理的ケアを含めてどのように家族教室を進め たらよいか一緒に考えましょう。

※ 参加料 : 3回 5,000円(ご連絡いただければ振込用紙をお送りします)
※ 対 象 : 主に20〜30歳代の専門職の方
※ 定 員 : 20名(先着順)
※ 主 催 : 脳外傷友の会コロポックル
(TEL:011-858-5600)(FAX:011-858-5696)
Email:koropokkuru@mail.goo.ne.jp