日本は美しい

用事があって、久しぶりに京阪電車に乗りました。

行きしなの車内では、必死で雑用をこなしてて、

車窓は見なかったのですが、帰りは落ち着いたので、

座ってた向かいに流れる車窓をぽーっと眺めていました。

守口駅から京橋駅までは止まらない電車でしたので

ビュンビュンと車窓は変わっていくのですが、

綺麗な夕焼けは変わりません。

とてもいいお天気でしたので、みとれていました。

その車窓の一瞬の風景の中に、

かつて私の母方の祖母や叔父叔母いとこが

暮らしていたマンションが見えました。

先日、その祖母と叔父が眠るお墓に

行ったところでしたので、ふっと昔の思い出が浮かんできました。

夕日は朝日や昼間のお日さんと比べて、

過去のことや『終わり(死)』を思い出す、

ノルタルジックな感じになる場合が多いです。

私がかつてお世話になった人であり、

私の『元(ルーツ)』である故(いにしえ)の方々が

かつてこの世で、切磋琢磨生きていた姿を思い出して、

自然に一筋の涙が…。

そして『私はなんのためにここにいるのか?

生きているんやろ?どう死に逝くのか…?』と、ふっと思いました。

その疑問はたまに感じますが、理由はいつも分かりません。

だけど、この世に生まれて来たからには、

いい人生→いい家族→いい町→いい国→いい世界を

作っていかねば…ということを、ひしひしと感じます。

この私の理想の人生を一言で言うと、やはり『坂本龍馬の人生』。

夢や志を持ち、宿命を受け入れ、使命を全うし、運命を変え、

自身だけでなく国(自分以外の人)も変えていく…

絶望にも人の欲にも屈しず、自身に常に正直に、やってやってやり抜く、人。

本当にカッコいい。魂が揺さ振られるような感動があります。

これぞ『命の完全燃焼』。与えられた命を全うする…

それが生を受けた人間の本来の姿ではないでしょうか?

そんな人は今の日本に何人いるのか?と

正直疑問で残念やし、それを自身にも感じています。

自らを『枠(有限)』に閉じ込め、不完全燃焼で、

社会や他人の不平不満ばかり言ったり、過去を悔い、

未来を憂え悲観したりするのではなく、

前向きに明るく元気に生きていきたいなと、改めて思いました(%ニコ女%)(%王冠%)

京阪電車で天満橋駅まで行き、

桜満開の大川沿いの夕焼け風景を見て何故か…

『日本は美しい』

そう確信しました。

私たち日本人の心が荒み、日本の風景も荒んだと

言われていますが、基本的なもの(元)はやっぱり、美しい。

未来により美しく輝けるよう、私にできる『何か』を

全うし続けたい、と固く誓った、ステキな一日でしたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)