自宅からもよりの駅まで歩く道沿いに
お寺があって毎週一回くらい貼っているものが変わります。
「塩があるから 砂糖を甘く感じる
人生も辛いことがあるから 幸せのありがたみがわかる」
・・・と書かれていました。
いつも「ほんまそうやなーって」感じています。
世の中「塩」だけでないし、「砂糖」だけでもない。
人間、「欲」があるから、「砂糖」ばかりを手に入れようとする。
だけど、そう思えば思うほど、「塩」ばかり手に入ってしまう。
「砂糖」を例えば10個手に入れたら、次は100個欲しくなる。
「10個しか持てていない。」と100個持っている人と比べ、不足不満しかない。
次ぎ、100個手にいれても、その次は1000個欲しくなる。
「100個しか持っていない。」と、1000個持っている人と比べ、不足不満しかない。
人の「欲」というものは、2種類あると、私は思っています。
上記の「欲」は「悪い欲」。
他人や地球環境がどうなろうとも、自分の欲しいのは欲しい。
『奪う欲』ですよね。
一方、「良い欲」というものも存在して、それは、
「砂糖を10個持っていたら、1個で充分。
残り9個を持っていない誰かにあげたい。」
というようなものでしょうか?
そんな心境を『与える欲』=『愛』というんやと思います。
最近の政治や経済、そして身の回りの混乱を見ていますと、
数少ない「砂糖」を、多くの悪い欲に毒された人たちが
奪い合っていてるんやけど、結局その「砂糖」は、
とんでもなく辛い「塩」に化けて、争っている全員に
猛烈な勢い襲いかかり、全員を破滅に向わせているようです。
20世紀までは、そんな悪い欲を持っていても、見た目に出さなければ、
まんまと「砂糖」にありつけたのですが、
政治家も経営者もそうはいかない時代に、なりましたね。
ほんと、誠意ある有名無名の多くの先人の方々のおかげで、
いい時代になりました。本当にありがたいです。
これからは、「良い欲」を持った、ほんまもんしか
正々堂々と生きていけない時代になりました。
悪い欲を持った人は、必ず化けの皮が剥がれ、厳しい制裁を受けます。
こんな混沌とした過渡期、だからこそ、
夢、希望、志を人生の中心に、どん!と据えて、
明るく元気に楽しく、命(=時間)賭けて、いろんなことに
挑戦してまいりたいと思います(%笑う女%)(%ハート%)