「ダッシュ」トークサロン「あたらしい働き方」Vol.04終了しました。

今回のゲストは堺で活動している
NPO法人SEINの代表、湯川まゆみさん。
湯川さんは、ご自身でNPOを立ち上げ、
堺市市民活動コーナーからの受託による事業や、
コミュニティカフェ「パンゲア」の運営などの事業をされています。
明るい笑顔が印象的なとても素敵な女性です。
その笑顔のおかげで参加者の皆さんもリラックスして、
終始和やかなムードで会が進められていきました。

湯川さんの運営されている「SEIN(サイン)」は、
地域のNPO等の市民活動を支援するためのNPOで、
市民活動の設立や運営に関わる相談や情報発信を行っていく、
「民設民営のNPO支援センター」なのだそうです。
なぜそのようなNPOを立ち上げたのか、というのが
私も含め多くの参加者の方々が気になっていたことだと思いますが
実際に聞いてみて、単純に説明できるものではないのだなと感じました。
設立に至るまでに、様々な経歴や思いがあったことや、
NPOなどの市民活動を行っていく上での難しさを知りました。
(そこは皆さん共感してらっしゃる様子でした…)

その流れの中でも湯川さんが一貫して持ち続けていたのが
「何かをやりたいという目的を持って集まってきた人々の思いを大切にしたい」
という気持ちだった、ということが印象に残りました。
湯川さんは仕事に熱中するあまり周囲の方から
「仕事とプライベートを分けられていない」「しんどくないの?」など
様々な言葉をかけられるそうですが(私も一瞬思ってしまいました…)
今、仕事をしている(人と関わっている)ことで
「生きてる」という実感が得られるのだ、と仰っていました。
人々の思いを大切にしたいという気持ちが湯川さんの原動力になり
その湯川さんの気持ちに惹かれて多くの人々が湯川さんの周りに集う…
人のつながり、「輪」というものの大切さや奥深さを
改めて感じさせられるお話でした。

その後、湯川さんも交え、
4〜5名ずつにわかれてのワールドカフェを行いました。
湯川さんのお話で気になったことを一人ずつ挙げながら、
次第に自分自身の思いや希望に話が移っていきました。
地域を活性化したい、地域で子どもの居場所を作りたい、
自分の活動を皆に知って欲しい…
そこには様々な人の思いがありました。
とても時間内では話しつくせないほどの。
今の私にはそんな大きな思いや目標はないけれど
この日のトークサロンが、皆さんの思いが形になるための
一つの道しるべになるといいなぁと、思いました。

湯川さん、参加者の皆さん、素晴らしい時間をありがとうございました!
今度の連休は、パンゲアに遊びに行こうと思います。