『公共』を再考する−第185回月例フォーラム

東京自治研究センターの公開講座です。6月、7月、9月の月例フォーラムは「新しい公共を考える」というテーマで実施します。
 初回は、今村都南雄さんより「『公共』を再考する」というテーマで、「公共」のあり方についてお話をうかがいます。今村先生は、昨年度まで中央大学で教鞭をとられており、また、行政学会理事長や地方自治総合研究所所長等を歴任されている方です。
 具体的な講義内容は、第1に「公共」において「市民」や「市場」が担う役割についてのご意見をうかがいます。「新しい公共」といったときに、公共を担う主体としてその2つが対象とされるためです。
 第2に、「行政」の守備範囲についてのご意見をうかがいます。つまり、「市民」や「市場」が注目される中で、再度「公共空間」における「行政」の役割を考える必要があるからです。ぜひ、ご参加をお願いします。

■ テーマ:新しい公共を考える−「公共」を再考する
■ 講師:今村都南雄さん(山梨学院大学法学部・大学院社会科学研究科教授)
■ 日時:2010年6月3日(木)13:00〜
■ 会場:中野サンプラザ7階研修室8
■ 会費:1000円(会員は無料)

今後のフォーラム
 7月26日(月)テーマ:「公共サービス基本法/条例について」(仮題)
講師:嶋田暁文さん(九州大学大学院准教授)
時間:13時30分、場所:中野サンプラザ
 8月は、月例フォーラムは休みます。
 9月は、「市民からみる『新しい公共』」(仮題)というテーマで、現在、内容・講師等を、企画・調整中です。