30年前になる思い出の妙高高原へいってきた。
ひょんなことで誘ってくれた友人が連れていってくれた所は
亡き息子と六年生の時の夏休みに出かけた場所だった。

母親との旅は6年生で勘弁してほしい、生意気に言っていた。
これが最後だよといっていたくせに、笹ヶ峰の牧場で
芝生が気に入って斜面をごろごろ転がっていたっけ。

あの時は夏だったが、今回はようやく春が来た笹ヶ峰
霧の中から現れたすばらしい景色

足元にはキクザキイチゲ
貴婦人のようなエンレイソウ
そしてこれはエンゴサクの塊

夢のような時間がが過ぎていく

霧の中、時間はゆっくりすぎて
景色はめまぐるしく変わっていった

霧の林の中の老木にであう。

なんとたくまくいきてきた木だろう。