とがびレポート12 戸上中 美術部1年生油彩画開始 そして先輩たちは・・・

戸上中の美術部には、10人の1年生が入部しました。油彩画の制作がはじまり、服を汚しながらがんばっています。油彩画が描きたくて美術部に・・・という生徒は少ないのですが、はじめての画材に興味をもって取り組んでいます。美術部の生徒をみていると、、「ぜんぜん油絵描く気しないー」といって締め切りにようやく間に合わせるという生徒がいたり、「わー突然油絵やりたくなった」と言って、突然何枚も描き出す生徒がいたりと、ずーっと油彩を描き続ける生徒は少ないのですが、3年間のうちのどこかで、油彩のよさに気づいてはまっているようです。人によってそのタイミングは様々のようです。

ところで、更埴高校美術部展には、戸上中美術部卒業生の作品も何点か出品されていました。この作品は、その中での最年長、高校3年生になったMさんの油彩画作品です。Mさんも6年前、中学1年生の今頃、油彩画をはじめたんだなと思いながら、その成長ぶりにも驚きました。F30号のキャンパスにクローズアップされた構図で一際、目だっていました。
 
 中学生や高校生の作品をみていると人の成長過程で、どの時にどんな表現ができるか、本人が一番わかっているんだなと感じます。その時、表現したいことを思いっきりやったとき、満足できる作品になるのだなと改めて思いました。