最近テレビで、タレント農業の番組をよく見かけます。
「農業っておもしろい!」
「農業ってかっこいい!」
というところから、関心が高まるっていうのももちろんすごく素敵なことだと思う。
持続可能な社会を目指すには、農業なくして語れないから。
でもね、
農業は、お金があって時間があって、社会的な関心が高い人にしかできない
イメージができたとしたなら、それはそれで悲しい。
私は、もっともっと子どもたちに農業体験させてあげたい。
っていうか、してほしいと思っています。
草木の匂い、虫のうごめき、鳥のさえずり、
土のやわらかさ、キラキラ光る葉っぱ・・・
文句もいわず、ひたすらに自分の生命を全うする自然界が
本当は何を語りかけているのか、
謙虚にその声に耳を傾けて欲しいと思う。
大人は、そんなチャンスを子どもたちにプレゼントしなくちゃいけないのでは
ないかな。
そんなことを思いながら、ぶどう園の手伝いにいそしんでいます。