「親が離婚していることがひっかかる」
その人の心配ごとは、以下の通り。

お見合い相手は、初婚。だけど、親が離婚している。
両親が揃っていない、ひとり親世帯に育った人って。
離婚しているということは、親に欠陥がある?
別れた理由が”暴力”の場合、その遺伝子を受け継いでいる??

両親が揃っていて、家庭円満で育った人は、幸運だ。
だからといって、
そうでない家庭で育った人へ
隔てた気持ちを持ってしまうことは悲しい。

いろんな考えや先入観はあるだろう。
だけど、結婚において大切なことは、
親が別れていたとしても、自身の親に対して、
命を与えてくれた恩を忘れず、感謝しているかどうか。
無条件に尊敬し、愛しているかどうか・・。
これが出来ていれば、大丈夫(*^。^*)

反対に、親に対して”許せない何か”を抱えていてはイケナイ。
このことは、
片親だろうと両親だろうと同じこと。

また、遺伝子は
父母の50%ずつ受け継いでいる。
その父母も祖父母の50%ずつ受け継いでいる。
そうやって、遡れば
10代で1000人
20代で100万人
30代で10億人
の祖先がいる。
そして同じ数だけ、遺伝子がある。

時代背景もあるだろうけど、
ご先祖様の中には、
犯罪者も天才もいたかもしれない。

どの遺伝子をひっぱり出すかは、自分次第だ。

人は向き合い方によって、
仏にも鬼にもなる。

誰にだって、欠陥はある。
失敗だってする。
大切なことは、つまづかないことじゃなく、
つまづいたことを反省し、学び、強くなって、
何度でも起き上がること。

そして、人は何度でも
繰り返し、報われる・・。

離婚はシテハイケナイ。
約束を破るという、大きな”ツミ”だ。
親が離婚したからといって
子どもには、何のツミもない。
だけど、影響は大きい。
また、夫婦仲が悪いまま結婚生活を続けることはイケナイ。
ふたりの間に横たわった未解決問題は、
悲劇を引き起こすチカラを持っている。

親の離婚を経験している人は、
夫婦円満な家庭で育った人には知らない
辛さを・・悲しみ・・を知っている。
だから、自分が結婚するときは、
「死ぬまでずーと仲良し・・。」
そう誓ったことを忘れないで欲しい。