ダライ・ラマ法王 講演より 6.26横浜〜その1

暑い!ですね。ゆだってしまいそう・・・

週末 ダライラマ法王 講演会に 行きました。
ざっくりですが
一部 内容をご紹介します。
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20世紀 最も大切な時代 科学後術と発展があったが、
人間の争いも起こり
200万人の命が奪われた。 苦しい体験があった。
そして
後半、非暴力への関心が高まった。

一方で 19世紀は それが最高手段のように
テクノロジーが発展し 夢のような事が実現した。
 
これからは 何についての教育を重視すべきか?
21世紀 人間にとって大切なものは 
物質だけでは 限りがあること、
人の心の平和・幸せを得ることは無理だと分かってきた。

今何をすべきか?
人の内面の心を 高めていくこと
心の変容が必要と理解する人が増えてきた。
そこで、心の平和と幸せを達成するには?に関心が 高まった。

心の本質は 光輝く汚れないもの

真実のもののありようと一致していないとき、あり様と受け取ってはいけない。
智恵を育むこと 大事

命あるものは 輪廻の生き物
なぜ 苦しみが生じるのか?
なぜか?
苦しみを生み出す因(原因)は何か 知らない。 無知無明
だから 幸せの因も何か 知らない。 していない。

釈尊の「縁起」を理解すればよい 縁起は必要不可欠
すべてのもののあり様がどういうものか、知る
その知性は 与えられている 
教えの意味を知ることは 苦しみから自由になる

すべてのものは 他のものに 依存して存在している
結果の苦しみも 原因がある 依存している
依存して生じているものは 「空」である

縁起の解説
1)因果の法則 結果は原因に依存している
2)すべてのものは 他に依存して 
結果を生んだ原因 物事は各部分に依存している
部分に依存して 全体が存在する

 なくさなければならない無明が2つあって
 1レベル:因果の法則を知らない
 2レベル:すべてのものを知らないという無明 縁起の見解を知ればいい
 正しく知ることで 無明をはらせる 微細なレベルの理解
 解脱の境地になれる

因果の法則
苦しみについて 瞑想すべき 無我を理解するため
心の汚れについて瞑想すると 縁起について瞑想すると 全てを払える

一瞬ごとの変化の無常
すべての苦しみの本質があるのは すべての原因があるのだ
私達は 因に影響・支配をされた存在 心と身体

間違ったものの考えによって 変化存在が苦しみの本質を持っている
自我・・変化とげ続けた存在 五蘊に依存して

すべての物事の本質は 
独立している事象による存在がない 空をもつ

苦しみは何か それをつかんで、取り除く
自分の力で 幸せの原因を作っていく 実践の道が存在する
1、苦しみを知ること
2、苦しみを取り除くこと
3、取り除いたら 新たに取り除くことは しなくていい

釈尊の教え
縁起の教えを考えてみるならば・・・例えば、
人をだますと、相手は不幸な気持ちになる→ 結果 自分も不幸になる
愛を高め、思いやりで接する より安定できる→ 健康で幸せに生きれる

より思いやりを高める方法
1、神に基く信心をもとに、努力
2、無心 教を信じる 因果の法則に基いて、愛を高めていく
3、宗教以外

みんな、母親から生まれた立場 これは同じ
瞬間から 愛を育まれて 大きくなったはず
そう育つと、大人になって 愛を血の中に受け継いでいる
身体の中に 存在し続けている

愛を受けない子は 他人を疑い、信じられない可能性がある

社会、家庭の中に愛を!
心が愛情に満ちると、免疫力が上がる
怒りや苦しみは 免疫力を低下させる
愛情と思いやりが 必要不可欠
ひとりの人間として 一人の良き人間となる

世俗倫理観
信仰とは無関係に生きるころが多い

愛情は育まれている
感じる世俗の愛は 一時的なもの こども、支配が大きい
依存が減ってくると 愛情の力で 自立できる

愛は 執着と混ざって 存在する
根底に偏見がある
好きな人には 愛情を持てる
害ある人には 怒りを持ってしまう

育てないといけなのは、偏見のない愛
相手次第 相手に依存して 反応している
求めているのは 相手が何をしても 愛を持てること

自分が 幸せを求めるのと 同じように
相手も 幸せを求めていると思うと 相手に 慈悲の心を持てる
すきでも 嫌いでも 苦しみにあっても
同じ人間であるということから 偏見を持たない愛

偏見に基かない愛情は 智恵に支えられている
愛は 自分にも愛をもたらすもの
偏見の無い愛情のたねとして 智恵を育てていくことで
非暴力の行いを 育てていくことができる

相手にも 望まぬ苦しみが 存在する
敵でも 慈悲の心を育てられる 意図的に訓練することができる (ここまで)
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どの言葉が あなたの心に残りましたか?
そこにも 因がありそうです。
(その2は 次回へ続きます) 
長文読んでいただいて ありがとうございました。