ダライ・ラマ法王 講演より 6.26横浜〜その2

(その1の続きになります)
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一昔前までは 私達の国は、独立して
自分の国の経済だけ考えていれば 良かった
今は すべて 相互関連の時代
依存しあって 存在する時代
それを理解すること

私達と彼ら、という境界線をひいては うまくいかない
世界は1つ、という立場の味方が必要 現実が変わってきた

物質と ものの考え方に ギャップがあっては いけません。
私達は 1つの人間家族として 認識したとき
すべてを身近になれる

共通の問題として 一人ひとりが責任をもって 考えていける
小さい頃から この考え方を 教える必要がある

問題を抱えているとき、
小さいことでも 視野を狭くしてしまっている

この世の中、全体。
他者を考えることが できたら 大きな問題でも 
誰でも 持ってるんだと、視野を広くして 受け入れる容量が生じる

どれだけ 他者に対する 思いをもてるか、

それだけ 自分も良い結果が 得られる 健康も同じ
健康な身体のためには 健康な精神 ゆったりした心で 他者のためを考える

花も 色や形に依存して 存在している
自我とは?
心と身体は 別個に存在するのでなく 心と身体の集まりに依存して 存在する
分析だけすると そのあり様が 明らかになる
自分は 空である だから 存在できる

Q&A
煩悩を捨てるには?
修行は長時間 変化するには 難しいけれど、
実践する方法は
1、仏教に対する勉強をする → 心に良き変化
仏教に対する 意味を知ること
2、瞑想
①分析的瞑想 勉強してはじめて
②1点集中の瞑想 2つ結びつけてやれば、変容できる

子育ては、 愛情たっぷりに
運悪く 愛情なく育った大人が どうやっていけばいいか?
 すでに愛なく 育ってしまった因→ 生じてる結果
 すぐなくすのは 難しい

愛情に 少しづつ 心を馴染ませることによって 変化をもたらすのは 可能

執着を手放して 愛情を注ぐには?
執着にまみれた愛情と
執着ない愛情がある
お互いをよりよく知った上で 良い点に対する 尊敬に基いて、愛情はある

思いやりの行動 良かれと思ってやっても、良くないときがある
違う考えの人の考えを理解するには?
利他の行い、だんだん 利他の行いを取り入れていくことで、
利他の心を取り入れることができるようになる

愛を 高める努力をしても、碇や寂しさ、苦しさがある どうしたらいい?
15年前と比べてみて 怒りが減って、愛が高まってるかもしれない
急に 大きな変化でなくて、
少しづつの変化が 変容の基礎になっている
がっかりする必要はない

よくなっている印 毎年持続して努力 たくさんの時間がかかる
美しい花も 赤ちゃんも 育つのに時間がかかるのと 同じ

無心の心 如来像 すべてのブッタになる可能性を持っている

心とからだの 土台を安定したものにする。 築くこと
自分を信じて 正直に生きて 他人を見る
役に立ちたい心 免疫を高めれば、
問題が 起きても 落ち着いて対応ができる
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穏やかな口調で 動じることなく 語ってくださいました。
このダライ・ラマ法王のお話の中に
コーチング・コミュニケーションでも
大切にしていることを 見つけることが できます。
つながりを感じた時間でした。

心と身体の土台を 安定したものにする 
スキルは 承認と聴くことですね。

すぐに 結果はでない時も あります。
でも 今心がけてやっていることが 因となって
やがて 結果になるでしょう。
期待して・・・
今日も 子育て ファイト!!