エイズ予防財団の助成決定 無料でワークショップを実施します

「思春期からの性と危機管理—こころと体の守り方—」

多くの動物は親から自立して巣作りをして交尾しますが
人間は思春期でもSEXも妊娠も出産もできてしまいます
しかしまだ体も心も未熟です
人生経験も少なく親としての責任が果たせるでしょうか?

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか
調査によれば高校生の90%が性の情報をコミックやAV,ポルノから得ており
多くの子ども達に正しい性情報は与えられていません
その結果、非常に無防備な性行動に走りがちです

2005年の調査では中高生、大学生とも性行動は男子がリードし
女子が受身で「NO!と言えない」「避妊を言い出せない」傾向があり
2004年の10代の妊娠中絶は年間35000件(厚労省データ)
これは医者からの報告ですから氷山の一角といわれています

性感染症も広がりクラミジアは10代の感染は全国平均の2倍
若者90万人が感染しているという指摘もあります(札幌医大熊本教授)
性感染症に感染しているとHIV感染の確率は非常に高まります

HIVウイルスに感染しても80%は5〜10年以上自覚症状がなく
知らずに相手に感染させてしまいます
すべての先進国では早期発見・治療でエイズ患者は激減していますが
日本だけが例外で対策が遅れ感染は増加しています

このような現状を改善するため高校生向けのワークショッププログラム
「思春期からの性と危機管理—こころと体の守り方—」を開発
助成を受け先着6回まで無料で高校生への出前授業や保護者研修を実施します
お申込みはNPO法人CEP・子どもひろばまで

尚、このプログラムをたちかわ市民交流大学団体企画講座として
実施する予定ですので関心のある方はご参加下さい

*内容 子どもの安全を守る参加型学習
 「思春期からの性と危機管理—こころと体の守り方—」
*対象 中学生の保護者など
*時 7月4日(日曜日)13時30分より15時30分
*場所 立川市砂川学習館
*参加費 無料
*申込み先 立川市生涯学習推進センター 042—528−6872

<ハイビスカスは夏の花ですね>