さくらびレポート81〜美術部「色の講座」終了:「色についてよくわかりました」

櫻ヶ岡中学校の中平です。学校は冷房なし、そして蒸し暑い!!全然慣れません。

さて、美術部では、今日で「色の講座」を終了しました。3週間かけて、まずは色に親しむため、くるくると同心円状に色のグラデーションを作る演習をしました。隣り合う色に響きあいに驚くこともありました。

そして、明度対比や彩度対比など、対比について実際に行って感じることができました。特に補色対比は反応が良く、「マンガのなかに補色を見つけると、あ、補色だと叫んでしまいました」という部員が現れ、色について一段階ステージが上がった実感がありました。

最後は、色による感情表現に挑戦しました。想像以上に子どもたちはよく描きました。こんなに中学生が単純作業をがんばるんだということを初めて実感しました。

作品は廊下に展示しました。

気がつくと、白黒デッサンから色の講座まで、なんと5週間やっていました。5週間ということは、一日2時間制作したとすると、50時間!かけて学習したことになります。50時間と言うのは、中学校美術の2,3学年が通年で35時間しか授業がありませんので、ゆうに越えているわけです。昔は時間があったので、しっかり行えていたのでしょう。
「昔は良かったんですね。今もっと美術の授業がやりたいです。」生徒の言葉です。

明日からは、講座のまとめとしての「スイカ祭り」!!さて、どうなることやら??