さくらびレポート83〜すいか祭り!!@美術部

櫻ヶ岡中学校の中平です。美術部では、5週間、ずっとストイックに白黒デッサンや色彩構成に励んできました。その成果をまとめよう、ということで、戸上中を見習いまして「すいか祭り」を行いました。

なぜ、すいかなのか?というと、スイカはまず補色対比であるということと、切った形が幾何学的な立体になるからです。あと、夏に美味しく食べられ、「おししさ」を色で表現しようという「感情表現」を活用することができるからです。

まずは、部長から趣旨を説明し、部員数分にすいかをカット。下書きをしたあと、食べる前に構図や色などを忘れないように写真を撮りました。光の方向や形の見え方を考えるために「おいしさ」というキーワードで工夫しました。

完成した作品です。2日間、約時間ほどで完成させました。

この作品の面白さは、食べる前と食後のコントラストでしょうか。種もいい感じにレイアウトされています。

補色対比を効果的に使うため、わざと皮の部分を多く描きいています。構図がにくいですねえ。

超接近した、こういう作品もおもしろいです。

普通、何も考えないでスイカを描くと真横からの平面的なすいかになってしまいます。今回のデッサンなどの練習で生徒たちは「描きやすいアングル」を感じ取りました。写真の作品のようにちょこっとだけ斜めから描いているところに、成長を感じます!!

大きな進化を見せた「すいか祭り」。来週からは、さくらび2010で展示するTシャツデザイン画制作に入ります。