野田市が公契約条例の一部を改正する条例(案)をパブリックコメント中

 今年4月から「公契約条例」を施行している野田市は、さらに「条例改正案」をまとめ、現在パブリック・コメントを行っている(実施期間:7月16日から8月16日)。

野田市公契約条例の一部を改正する条例(案)
http://www.city.noda.chiba.jp/city/pdf/22-5.pdf

その主な点は以下のとおり(詳しくは上記にアクセスされたい)。
① 業務委託における適用範囲の拡大と職種別賃金の導入。
② 予定価格が1,000万円未満の業務は、現行条例の対象外であることから、官製ワーキングプア解消のため、清掃業務等実態が低賃金である業務については、予定価格が1,000万円未満のものについても条例の対象とする規定を追加。
③ 継続雇用の確保を図るため、長期継続契約の対象を拡充。
④ 下請負者の適正な請負額の確保が非常に重要であることから、建設業法又は下請代金
支払遅延等防止法を遵守し、各々の対等な立場における合意に基づいた公正な契約としなければならないことを義務付ける規定を追加
⑤ 一定水準以上の落札額を確保することで下請負者への適正な請負額を確保するため、
著しく低い額で入札した者を落札者としない低入札価格調査制度の拡充。