雑司ヶ谷マッケーレブ邸と高砂湯

雑司ヶ谷は都電荒川線の東側の高台を占めており、急なSカーブで曲がる荒川線の上を千登勢橋で渡っていきます。鬼子母神、雑司ヶ谷墓地、日本女子大学などで囲まれた古くからの住宅街で、道が入り組んでいて、高低差もあります。副都心線が開通して雑司ヶ谷の駅もできましたが、あまりマンションなどは広がってきていないようです。 
 その中には旧宣教師館として公開されているマッケーレブ邸、そのほかにも洋館や、立派な和風の邸宅を見かけます。マッケーレブ邸は解体されそうになったのを、近所の住民の方々の運動で区が保存したという逸話のある建物です。

高砂湯は弦巻通り商店街の南寄りにあり、ちょっとレトロな雰囲気のお店の前の、コインランドリーの方が目立つ新しい建物です。マンションのようなビルではないので、脱衣場も天井は高いです。建物の外見はタイルで近代的ですが、中に入ると木の部分が多く、渋い色がいい雰囲気。浴室は特に絵などはなく、竹の写真、タイルは薄く暖色系、花の絵柄です。少し熱めに感じました。

高砂湯 豊島区雑司が谷1丁目5−3 16:00〜24:30 定休日 水曜 都電雑司ヶ谷か目白駅からのバス高田一丁目