とがびレポート54 京都造形芸術大学 ACOP 戸上中卒業生が中学生に実践

戸倉上山田中学校、丸子修学館高等学校で学び、「とがび」「まるび」で活躍してくれた小林稜治くんは、京都造形芸術大学に進学しました。今年の「とがび」で、アートコミュニケーションプログラムを行うことになりました。この日は、2年生にACOPを実践してくれました。

ラトゥールの「悔い改めるマグダラのマリア」で生徒との対話ははじまりました。
「この骸骨は誰の?」「本物の骸骨なのかな」「服装が結構、惨めかも」「どこかから逃げてきた人ではないか」「ろうそくの炎になにか暗号があるのでは?」などなど、生徒たちの話はどんどん広がっていました。
 1枚の作品からそれぞれのドラマが繰り広げられました。小林くんから作品の
題名など聞き、「何を悔い改めてるの?」とまた会話は始まりました。どんどん話が広がる生徒たちに小林くんも驚いていたようです。