8月20日、四条京町家の2階座敷で、先達の口伝を開催しました。荒木正亘棟梁(アラキ工務店会長)から「京町家の四季に大工はどう関わってきたのか」をテーマにお話しいただき、参加者25名でにぎやかな一夜となりました。
お正月は法被を羽織っての挨拶まわり、祇園祭りの後祭りの提灯建てなど四季折々の京のお店(おたな)と大工の関わり方を裏話も交えて楽しくお話いただきました。また、木遣り歌も披露していただき、スタッフで合い手を練習をしましたが、なかなか難しく、参加者のみなさんの合いの手に助けられました。これは、まさに「愛の手」だとスタッフの力石さんの弁でした(%笑う女%)
お話のなかで「仕事に上手下手はあるけれど、決まりごとに上手下手は無い。だから、しっかり覚えなあかん」という棟梁の言葉は胸にきざんでおきたいと言葉です。(よし)