川崎市は、この間検討してきた公契約条例素案について、現行の契約条例の一部改正案の中に盛り込むかたちでまとめ、本日(9月1日)、パブリックコメントに付した。
パブリックコメント期間は、9月30日まで。
<改正案の概要>
契約についての基本理念、市及び契約の相手方となる事業者の責務及び契約の基本となる事項を定め、適正な契約の履行を通して、行政サービスの質を高めるとともに、公共工事等の品質の確保と公共工事等に従事する労働者の適正な労働条件の確保を図るために、条例の改正を行う。
<条例の主な改正内容>
今回の条例の主な改正内容は、次の2つの項目について、新たに条例に設けることを考えている。
○契約全般についての基本的な考え方について
○「公契約」についての基本的な考え方について
※この条例で規定する「公契約」とは、公共工事等に従事する労働者の適正な労働条件を契約事項とする契約のことをいう。
<作業報酬の最低額を定める上での参考基準>
(1)工事請負契約
予定価格の基準となる農林水産省及び国土交通省が毎年度作成する神奈川県の職種ごとの「公共工事設計労務単価」
(2)業務委託契約
川崎市における生活保護基準
詳しくは↓
川崎崎市契約条条例の一部改正に向けた基本的な考え方について
http://www.city.kawasaki.jp/pubcomment/info475/file3663.pdf