さくらびレポート120〜思いのこもった作品とは

櫻ヶ岡中学校の中平です。それにしても毎日暑いですね。今日教室の温度を測ったら、生徒がいない状態で37度。いつ熱中症になってもおかしくないですね。

先日のさくらび授業の写真です。美術室も37度くらいあった午後の授業。生徒たちはひたすら烈しく!何かを作っていました。一時も手が休まる時はありませんでした。写真の生徒はのこぎりでダンボールをひたすら切断。その後は農業マルチを貼り合せる作業。100分間とにかく没頭していました。

 計画通りにどんどん進める生徒たち。この集中力と没頭力?はどこから生まれてくるのでしょうか。答えは簡単です。「自分のやりたいことをやっている」からです。自分で目標を設定し、試行錯誤しながら制作していく姿がここにあります。

次は何をするの?と尋ねると、「次は小魚をたくさん作ります」と嬉しそうに言っていました。彼は作品に思いを込めていると思いました。作品を見て生徒どおしが鑑賞したり意見を交わしたりする授業があります。作品解説を行うような授業もありますが、ちゅうがくせいぐらいになると、生徒が語らなくなりうことがおおいです。どうやったら作品井ついて語るのでしょう。それは、自分の思いのこもった作品ができれば、人はどんどんしゃべりたいくなるのです。そういうことなんじゃないでしょうか。美術の授業を成り立たせる基本は「思いのこもった作品を作る」ということが出発点なのかもしれませんね。