国勢調査の見直しを求める会からの案内です。
◆ 大きく変わる調査方法〜30年来の要求が実現
今回は10年に一度の大規模調査にあたりますが、調査方法に大きな変化がありました。1920(大正9)年の調査開始以来、初めて調査票の全世帯封入と郵送回収方式が採用されたのです。調査員が配布する仕組みは変わりませんが、回収については、調査員に渡すだけでなく、郵送、役所への持参(東京都ではインターネット回収がテスト採用)が可能となります。
また、総務省自らがコールセンターを開設、それを周知することも大きな変化です。
これにより、調査実施にあたってのトラブルはかなり減ることが予想されます。しかし、未回収世帯への回収督促など問題がなくなるわけではありません。また、そもそも国勢調査とは何か「誰のため、何のための国勢調査なのか」という本質については、引き続き議論を進める必要があります。
私たちは、前回05年調査以降、総務省や国会議員などに抜本改正を求め、公聴会にも参加し、意見を述べてきましたが、今回調査をふまえ、今後も抜本改正を求めていきます。
◆ 電話相談=ホットライン
ということで、今回も下記のように電話相談「国勢調査ホットライン」を開設することにしました。電話当番を出来る方はよろしくお願いします。正直、人手が足りませんので、例え一日だけでも結構ですから、参加してください。電話応対はマニュアルを作成しますので、初めての方でも対応できます。
参加できる方は、別紙の当番表に可能な日時をご記入のうえ、メールあるいはFAXでご返送ください。
なお、前回は、東京以外に、関西、札幌、香川で開設しましたが、今回は東京だけの予定です。
●今回は、新宿区(四谷三丁目)の情報公開クリアリングハウスの事務所をお借りします。
●開設期間は、9月23日(祝)〜10月7日(木)/10月22日(金)〜24日(日)
時間は、13:00〜19:00の一日6時間です。相談には、一般電話と携帯電話、そしてメールで対応する予定ですので、全時間帯複数の相談員が必要です。
◆ 集会の開催
●9月17日(金)午後6時45分〜8時15分
●文京シビックセンター5階・会議室C
●内容 ①2010年国勢調査の実施状況
②国勢調査のあり方などについての意見交換
③ホットラインの取り組みなど
*なお、札幌では9月10日(金)に集会を予定しています。関西でも開催の方向で調整中です。
◆ カンパをお願いします
私たちに元資金はありませんので、すべて皆さんからのご寄付に頼るしかありません。ご協力をお願いします。使途は、電話相談、ホームページ運営・管理、郵送費が主なもので、目標は20万円程度です。
【連絡先】
国勢調査の見直しを求める会 共同代表 山本勝美/白石孝
◆山本勝美 090−7279−0228
◆白石 孝 090−2302−4908
FAX:0424−74−9520
Eメール:shiratlk@jcom.home.ne.jp