柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会からの案内です。
<開催趣旨>
2007 年7 月16 日の中越沖地震で柏崎刈羽原発が被災するという未曾有の事態を受け、同年8 月に「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会(柏崎刈羽・科学者の会)」が発足してから3年が過ぎました。
地震後に運転を停止していた柏崎刈羽原発の全7基のうち、すでに運転を再開していた6,7 号機に続き、この8 月からは1 号機も営業運転を再開しましたが、設計時の想定を大幅に超える地震動に見舞われた原発の設備健全性、耐震安全性などについて、新潟県の技術委員会、小委員会の議論でも、重大な疑問が残されたままです。
この集会では、「柏崎刈羽・科学者の会」の3年間の活動状況を報告し、柏崎刈羽原発をめぐる論点をあらためて整理します。さらに、今後の日本のエネルギー政策についての大局的な視点から、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんに講演をお願いし、それを踏まえた上で、柏崎刈羽原発の問題を、これからどのようにしていくべきか、議論を深めていきます。この問題に関心をよせる多くの方々の積極的なご参加をお待ちしています。
◆ 日時:2010 年9 月20 日(月・祝) 13:30〜17:00
◆ プログラム
1.「柏崎刈羽・科学者の会」3年間の活動報告・・・・山口幸夫(原子力資料情報室共同代表)
2.講演「日本のエネルギー政策をどう変えるか—— 原子力に見る病根と自然エネルギーの可能性」
・・・・環境エネルギー政策研究所所長飯田哲也
3.パネルディスカッション「このままでいいのか? 柏崎刈羽原発」
パネリスト田中三彦(サイエンスライター)、黒田光太郎(名城大学教授)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)、武本和幸(刈羽村を守る会) 他
コーディネーター井野博満(「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」代表)
※ プログラムおよび発表者は変更になる場合があります
◆ 会場:明治大学リバティタワー7 階1073 教室
千代田区神田駿河台1-1(JR中央線お茶の水駅から徒歩5分)
◆ 参加費:1,000 円(資料代)
◆ 主催:柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会、現代史研究会
◆ 問合せ:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4 階
柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
Tel 070-5074-5985 Fax 03-3358-7064
E-mail kk-heisa@takagifund.org