学生NPOトークカフェ 終了!

スタッフのマツキチです。
NPOフェスタ3日目の今日は学生NPOトークカフェを行いました。
箕面には大阪大学のキャンパスがあり、阪大生が中心となって活動しているNPOも目立ってきました。それらの横のネットワークをつくろうと5月に初めて交流会を行い、今回のトークカフェはその2回目です。学生以外の方にも対象を拡げたところ、高校の先生や地域のお店の方なども参加してくださいました。

参加者の多様性が増したことによって様々な視点からの意見・情報交換が行われ、新しいつながりや発見が生まれていました。

今回は、19日から実習として市民活動センターに来ている岡本さんに、半分アシスタント、半分参加者として参加してもらいました。
以下は、岡本さんから見た当日の様子です。

今回、特別にふぉーらむ日記を書かせてもらっています、岡本と申します。

A´ワーク創造館にて、現在、職業訓練の制度を受け、社会的事業マネジメント科で学んでおります。

10月初旬まで市民活動センターで、実習を通し学ばせて頂いています。

さて、今回2回目の・・・あのイベント!?
「学生NPOトークカフェ」を9月21日(火)に参加させて頂きました。

参加された皆さま、ありがとうございます。

第1部は、ファシリテーターとして、大阪大学フェアトレード団体「PROME(プローム)」さんに貿易ゲームを行って頂きました。

実際の自由貿易の仕組みや、それらが引き起こす現状を、ゲームを通じて楽しみながら、簡単に疑似体験できます☆

まず、くじ引きで各国のグループに分かれ、用意された紙で、指定された形に切り取り、それを国のお金に換え、他の国と交渉しながら、国の財産を増やしていくゲームです。
初めて顔を合わすメンバーで、緊張もしました。
ゲームを進行する中で、現在のグローバルな国際貿易の仕組み、開発途上国の経済的、社会的様々な問題、フェアトレードに興味、関心が持てました。

第2部は、大阪大学外語学部(主にスワヒリ語専攻)の学生が中心となって活動しているNPO、Tumaini Nyumbani(トゥマイニ ニュンバーニ)さんに、成り立ちから、今までに至る経過まで聞かせて頂きました。

彼らの本音トークを聞き、活動内容は違うけれども、その意見が各団体にどのように届いたかとても興味を持ちました。

意見を交わす中で、各団体が同じような問題や、活動しながら個々に悩みを抱え、活動の様子を知ることができました。

学生が活動する現状の思いや、今後の目標が聞け、今回のトークカフェに参加できて本当に良かったです。

その後は、フェアトレード雑貨「エスペーロ」さんの美味しいカレーを頂きながら、交流を図り親睦を深めました。

今回のトークカフェのアンケートで、
「各団体同士が対話する機会がもっと増えればいいと思う。」
「対話から、それぞれの団体が目指すところを知り、協力し合えればいいなと思う。」
など、他の異なった分野で活動する団体に興味をもたれる方が多かったと思います。
また、アンケートの中で、「協力」、「連携」というキーワードが目立ちました。

より多くの団体が横の関係を深め、市民が参加し、幅広い世代の交流がより多く図られたら、もっと市民活動などが広がり、地域から社会へ。社会から世界へ繋がると面白いと思いました。
そのきっかけが1つのイベントから始まるならば、これは是非、また参加したいイベントの一つと感じました