さくらびレポート144〜3学年必修授業「誰でもピカソ!」第一時間目「ピカソ作品年代当てクイズ」

櫻ヶ岡中学校の中平です。

生徒に「画家っていうと、誰のこと思い出す?」と尋ねると、「ピカソ!」と答えます。名前はみんな知っていますが、「じゃあ、どんな絵を描いていた?」と尋ねると、よくわからないそうです。しかし、「顔の絵とかぐちゃぐちゃで、よくわからない下手な絵」と答えます。それが、平均的なピカソのイメージなのでしょう。

そのピカソについて、2時間の授業を行っています。鑑賞の授業と制作を二時間の中に盛り込み、ピカソがなぜ、キュビスムを生み出し、なぜ「天才」と言われているのかについて一人一人が考え、ピカソについてちょっとでも自分の考えをもってほしいと思います。

今日はその第一時間目。ピカソの12歳から88歳までの作品13枚を並べ、年代順に並べるクイズを行いました。「こんなに一生の中で作風が変わるのはすごい」「小さい頃絵が上手だったのは驚いた」といった感想が述べられます。

次回二時間目は、レオナルドの一点透視図法と、ピカソのキュビスムを両方体験し、その意図について考えます。