10月10日は2期上級講座第3講義が滋賀県彦根市で行われました。
花しょうぶ商店街の空き店舗を活用した街の駅「戦国丸」で、午前中は八百屋の店主でもある街の駅駅長の小杉共弘さんから「ふるあたらしい街 花しょうぶ通り」というお話しを伺い、午後からは滋賀大学特認教授の山崎一眞先生から地域デザイン論の実践としての彦根市のまちづくりの講義を受けました。
歴史と文化を基礎とした自主的自覚的な住民活動と古建築を保存・活用する取り組みが彦根市では一体的に行われているいることを学びました。
その後、江戸時代に足軽屋敷が立ち並んでいた芹橋1丁目2丁目を訪問し、食い違いの路地や30軒ほどの残された古建築を見学しました。
山崎先生や市民の方々から話しを伺い、生活の中でどのように古建築を保存・活用していくのかについて貴重な示唆を得た講座でした。(秀)