2001年,東京で,「多文化・多言語社会の実現とそのための教育に対する公的保障を目指す東京宣言および行動計画」(略称:東京宣言)が出されました。
これは,1995年より外国人の生活・日本語支援にかかわるボランティアや教育関係者が何度か開いたフォーラムで協議して作成されたものです。その後,外国人の日本語学習の機会はやや増えたものの、いまだに不備は多く残されている上,雇用や子どもの教育問題など深刻な課題が山積みにされてきました。
そこで,社会状況も大きく変化したことを踏まえ,現在の視点から「東京宣言」のフォローアップを行い, 「2011年日本語フォーラムin神戸」において、新たな提言を採択することを目指すことにしました。その新指針づくりに向けた「プレフォーラム」との位置づけで,2009年、「日本語フォーラムin東京」を開催し、今年は「日本語フォーラムin神奈川」を開催いたします。