ドイツのパン(8) マスのペーストパン

5日目の朝は、ニュルンベルグのホテル(ARVENA PARK)で朝食にクロワッサンを摂った後、ヴュルツブルグ(Würzburg)に向かいました。ヴュルツブルグは、幕末の歴史に登場するシーボルトの出身地だそうです。世界遺産のレジデンツ宮殿、丘の上にあるマリエンブルグ要塞を見学しました。特に、マリエンベルク要塞は、1525年のドイツ農民戦争で知られていますが、現在は、その農民蜂起の記念碑がありました。

昼食は、古い市庁舎内のレストランで、魚料理をいただきましたが、もちろん地元のワインとして有名なフランケンワインつきです。ビンが独特のフラスコ型の辛口ワインです。
 私が気になったのは、この市役所の近くの広場で、産地直送と思われる魚を販売していたところでした。魚は、マスと思われますが、その一角のテーブルでは、マスのペーストを売っていまして、そのペーストを塗ったパンを1ユーロの値を付けて置いてありました。そのパンを置くやいなやあっという間に売れていましたが、私もなんとかゲットすることができました。塩味のきいたクセのないペーストでした。