男のパン工房のNPO法人としての平成22年度の総会が、10月25日(月)我孫子駅前けやきプラザで開催されました。委任状を含め、正会員の半数以上の出席があり、総会が成立しました。
 会議では、冒頭小松代表理事の挨拶がり、パンづくりを通じた楽しみの機会を充実させるとともに、組織の足元を固めていきたいとの話がありました。
 その後、平成21年度事業報告、同会計収支報告があり、承認されました。特徴を見ると、各グループの活動回数が前年度より各段に活発化したため、会場費負担金が増加しておりました。反面、その他の事業はまだ軌道に乗っているとは言い難く、予算を余しております。結果として、収支差額は黒字で、次期繰越金も伸びていますがその点では、複雑です。

続いて、平成22年度事業計画、同会計収支予算も承認されました。この結果、新年度は、パンづくりを通じた多様な世代間交流事業において、NPO創設以来活動を続けてきた手賀沼パン工房をENJOYパン工房に統合するとともに、同工房、八郷ふるさとパン工房、こだわりブーランジェを団体賛助会員に組織替えすることとし、あびこ熟年パン工房のみ直営にすることとしました。そして、新年度からは、賛助団体等に対し、NPOから、購入備品等の助成をすることになりました。
 また、地産地消の運動を通じた地域経済への貢献事業については、前年度においては、小麦の栽培を行ったものの、新年度については、作業人員の確保のめどが立たなかったことから今回は見送ることとし、再来年度以降、別の方法による小麦栽培の方法を探ることとしました。
 さらに、新役員選任に入り、小松代表理事ほか3名を再任し、3名の新役員を加えました。一方で、職務等の都合により、5名の理事・監事が退任しましたので、役員数は、9名から、7名に減少しました。このように役員は異動がありましたが、正会員のほか、70名余の賛助会員がおりますので、連絡を緊密にしながら、新年度の運営に心がけていくこととしております。