ドイツのパン(13) ライ麦パン

6日目の夕方は、ライン河畔の船着き場リューデスハイムに入りました。この日は、日曜日の夕方ということで、行楽地から自宅に帰る車が渋滞していてなかなか前に進みません。なんだか日本の湘南のような様相です。
 ようやくホテル(トラウベ・アミューラ)に入りました。しかし、目の前がライン川という絶好のロケーションにあるホテルです。部屋にジィーとしているわけにはいきません。しかも、ホテルから1〜2分も歩けば、つぐみ横丁です。本当に狭い小径ですが、レストランや飲み屋さんがひしめいて、どこも宿泊する観光客で混み合っていました。
 なんとか席を確保し、ホッとしたものの、やはり込んでいるのか、注文した料理がなかなか出てきません。イライラしながら待っている間に、地元産の白ワインは、2本目に入っていました。

7日目の朝食は、押し麦や松の実などが表面に張り付いたライ麦パンでした。かすかに酸味を感じるパンです。朝食の後、外が冷え込む中、朝の散歩に出ました。つぐみ横町など昨晩のにぎわいがウソのように静まりかえっていました。