ドイツのパン(15) ヌウガット・ブレッツェル

7日目午後は、15:00頃ケルンに入りました。ケルンは、古代ローマ帝国の時代から繁栄した都市です。市内ではどこを掘っても遺跡が出てくるということで、現に調査をしているところがありました。
 ケルンで真っ先に向かったのは、高くそびえる(157m)ケルン大聖堂です。創建は13世紀ですが、その後も工事が続けられ19世紀に完成したという荘厳な建物です。市内の見学中にオー・デ・コロン発祥の店「4711」の前を通りかかったところ、ツアーの女性たちはたまらず店に飛び込んでいきました。この店には、かつて美智子皇后陛下もお立ち寄りになったのだそうです。私も見本用の香水を手のひらに付けてもらいましたが、いいにおいでした。ちなみに、オー・デ・コロンは、「ケルンの水」という意味だそうです。

フリーの時間を利用して、繁華街のショッピングを行いましたが、眼鏡のような形をした名物のヌウガット・ブレッツェルが気になって購入しました。表面がアーモンドで覆われた甘い揚げたブレッツェルです。味からいえばアーモンド・ドーナツといったところでしょうか。