ドイツのパン(18) ビールパンとクルミ・レーズンパン

8日目午前は、まずブリュールに向かいました。ブリュールは、ケルンの南でとボンとの間に位置し、世界遺産のアウグストブルク宮殿があります。
 この宮殿は、撰帝侯であったケルンのクレメンス・アウグスト大司教のために、1725年から40年以上の歳月を費やして建てられたドイツ・ロココ様式の代表的な建築です。階段の間のフレスコ画等が有名です。また、庭園は、パリのベルサイユ宮殿をまねたともいわれています。

アウグストブルク宮殿見学の後は、ベルギー、オランダ国境に近接しているアーヘンに向かいました。
 アーヘンでは、市街の広場で、自由市場が開設されていました。八百屋さん、花屋さん、アイスクリーム屋さん、ソーセージ・チーズの売り場などがありました。午前中だけの営業で、12時過ぎには店をたたんでいなくなってしまいました。せっかくの機会ですので、果物屋さんで赤いスグリを求めて、歩きながら食べました。また、お土産用にチーズも買いましたが、日本の半額の値段でしょうか、安かったですね。 そういえば、パン屋さんも出ていました。ビールパン、クルミとレーズンを練りこんだパンを売っていました。美味しそうだったので、本当は味見をしたかったのですが、昼食の前だったので自重しました。