年輪年代法と文化財 2期上級講座第5講義報告

10月31日に2期上級講座第5講が京都市景観まちづくりセンターのワークショップルームなどで行われました。
午前中は、わが国で年輪年代法を確立した元国立奈良文化財研究所の光谷拓実さんから「年輪年代法と文化財」と題した講義を受けました。

午後から、年輪年代法が使える木材試料を光谷さんと一緒に金閣寺が保管している古材の中から採取しました。
年輪年代法を使えば、条件が整えば木材を伐採した年が特定できるということで参加者の興味は尽きません。近いうちに、実際に年代特定のための調整作業についても体験したいものです。