さくらびレポート172〜さくらび作品紹介⑧「ノゾキアナ」

櫻ヶ岡中学校の中平です。

さくらびの作品紹介8回目。

作品名「ノゾキアナ」

男子4名と、信州大学の学生・田村君、大月さんとのコラボ作品です。

理科室に大きなコンパネの箱。中を覗くと、そこには不思議な世界が!!とてもきれいだったり、なんじゃ?これ?と思うような世界。

しかし、実は覗いている自分が別のカメラからテレビに映し出されているのです。覗いている人が、覗かれている。そんな愉快で中学生らしい作品です。

協力者の田村さん曰く「自分は何もしていません。全部中学生が考えました。」
よくぞ、こんな素敵な作品にしあげてくださいました。感謝です。

作った男子生徒4名のうち、3名は、昨年度2年生の時に「暗闇美術館」において、男性器を模した巨大オブジェを展示した生徒たちです。今年もアートつくりをするために、さくらびを受講しました。昨年、暗闇美術館の作品つくりを通して、自分たちで表現にブレーキをかけた彼らが、今年は、一体どんな作品を目指すのかとても興味がありました。

こんなに面白いアート装置を発想するなんて、とても面白いですね。作っているときも放課後や夏休み、一生懸命作っている姿が印象に残っています。

「去年の自分たちを卒業したんです。」彼らは自信ありげに語っていました。