ドイツのパン(21) アーヘンの焼き菓子屋さん

8日目の午後、アーヘンの街で、アーヘン大聖堂の入口のすぐ近くにあるお菓子屋さんに入りました。ノビス(Nobis)という店です。
 ここで売っているプリンテン (Printen) という焼き菓子が、アーヘンの名物だそうです。味見をしたら、シナモン、カルダモンなど、ハーブの香りが素晴らしいお菓子です。大きさや形はいろいろありました。チョコレートで覆われたものやナッツを埋め込んだものなどが多いのでしょうか。旅のお土産にちょうどいいので、いくつか購入しました。

このお菓子屋さんの棟続きでパン屋さんもやっています。店内は、パンを列べて売るコーナーと、その場で食べる椅子席のコーナーがありましたが、来店のお客さんに見えるように職人さんの作業が行われていました。
 めん棒で生地を延ばし、そこに別な生地を包み込んでいました。それを一定の長さにカットして、日本でいえば、金太郎飴状のものを何本もつくっていました。私は、職人さんの手際の良さに感心して見とれてしまいました。