親子の心をつなぐ2曲の歌〜その1

最近TVで 家族の愛を歌う2曲を知りました。
お一人は 杉山裕太郎さんです。

杉山さんは お父さんが銀行員。
小さい頃から とても忙しく 世間体第1主義の父親で
杉山さんは それに反発をしていました。
『一流大学→一流企業→社会の勝ち組』
父親は そこだけを求める人でした。

多感な思春期には
「世の中から全く必要とされていないという『意識』。
でも、その一方『オレは、本当はそんな人間じゃないんだ!』という魂の叫びみたいな
『本能』が存在していて、それが心の奥底では渦巻いていたと思うんです。」

やがて暴走族の総長から、ついには 覚せい剤にも手を出した杉山さん。
ある日、父親の前で 覚せい剤を打って見せました。

「お前らのせいで こうなったんや〜!」

それを目にした父親。
杉山さんを 立ち直らせたのは、その時の 父親のひと言でした。

「そんな事しないでくれ!おれの大事な息子だから」
父は そう言って 杉山さんを抱きしめました。「立ち直るまで、絶対応援するから。」と。

その瞬間 杉山さんは 幼稚園のころ愛されていたことを思い出しました。
「実は その後も そして今も、昔と変わらずに 自分は深く愛されていたんだ。
両親はこんな自分でも受けとめてくれるんだ。」
親子で30分泣きました。

今杉山さんは言います。
「ありのままを受けとめてもらったら、お子さんは 自信を持って生きていける。」と。

詳しいことはこちらに。

今杉山さんは、歌手として 歌と講演を続けながら
家族の愛の大切さを伝えています。

・・「コトバ」・・・杉山さんの歌です。

この国は 幸せの出し惜しみをしている
もっと 思っているこ事 ストレートに出してみようよ
別に罪じゃないのに 勘違いしないで
親子だって 恋人だって 友達だって
もっとコトバで 理解(わか)りあえばいい

気持ちいいくらい 素直なコトバで幸せ与えよう
照れないで 愛してるって言わないと
一番大切なものすら見えなくなって 失くしちゃうよ

たとえ行動で示しても うまく伝わらない
人は与えれば与えるほど 豊かになるのに
自ら与えることをしたがらないね
争ったり 冷え切っている関係だって
もっとコトバで理解(わか)り合えるはず

気持ちいいくらい 素直なコトバで幸せ与えよう
それは 人だけに与えられたキーワード
もっと心のメッセージ コトバを乗せて伝えよう

人はみな惹かれあうもの なのに傷つけてばかり
たった一言だけで変わる人生もある
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あなたを大切に思っている 愛しているよ、という気持ち
今 どのくらい届いていますか?
家族の愛の気持ちが、「言葉」になって
こどもたちの心の中に ちゃんと届きますように・・・願っています♪