よしこはんでごわす v(^^)v 〜鹿児島旅④:幕末の志士の足跡を辿る〜

国道10号線は、鹿児島湾沿いの

とっても爽快なドライブでした(%笑う女%)(%ハート%)

今泊まっている、鹿児島サンロイヤルホテル側にある

「ざぼんラーメン」(880円)をマンキツさせて頂きました(%ニコ女%)(%音符1%)

ホテルの駐車場に、マイカーを止め、

そこから『お遍路30号』(折りたたみ自転車)を取り出し

それで、鹿児島市内へGO〜っ(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)

半径10キロ以内でしたら、

より効率的且つ安価で回るのは、やっぱり自転車!!!

しかも、ずっと車やったんで、足に血が溜まってるようで

何か足が重いし、ちょっとくらいは足も動かさないとねっ☆

ホテルから自転車で15分くらいのところに、

西郷隆盛の生家があり、その斜め向かいにある

維新ふるさと館」に行き、

幕末の志士のスピリットに触れてきましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)

入館料300円で、かなり見ごたえのある場所。

20分くらいのミニ映画が2本あり、

それもちゃっかり全部見させて頂き、

結局2時間くらいおりました。

今まで、断片的にしか知らなかった

幕末の志士たちの生き様、歴史が

一本の糸で繋がったように感じられました。

幕末の薩摩藩は、今の日本よりももっとヤバイ状況にあり、

それで、自分がどうこうではなく、

自分の大切な人・国を守らないと!と

歴史上の有名人だけでなく、無名な人たちも

それなりにがんばって、結局明治という新しい時代を

創って行かれたんやなって、感動いたしました。

西郷隆盛、大久保利通の共通の師匠が

島津斉彬(しまづ なりあきら)。島津家の11代藩主だった方です。

よくよく見ますと、私と同じ3月14日が誕生日(笑)!

年令は、1809年生まれなんで、168歳年上ですが(爆)☆

私は、島津斉彬公が、最もすごい方なんちゃうんかな?って

感じはじめました。

西郷隆盛や大久保利通が島津斉彬公を最も尊敬していたように、

島津斉彬公は、藩主になってから病死するまでの

たった7年の間に、世界視野に立って、藩のために

密かに海外貿易をやったり、西洋の技術を積極的に導入し

新しい産業を創出し、更に、下級武士でも有能であれば

積極的に登用されたそうです。

最もすごい!と思ったのが「教育」です。

「郷中教育(ごじゅうきょういく)」という、ある地区で分けて、

年上の子どもが、年下の子どもに、勉強から遊びから

生きる上で必要なこと(道徳観)を教えていくというものです。

あるていど大人になると「相談役」に上がるようです。

郷中教育の基本精神

①武士道の義を実践せよ
②心身を鍛錬せよ
③嘘を言うな
④負けるな
⑤弱いものいじめをするな
⑥質実剛健たれ

やっぱり、組織(人間)というものは、リーダーの質と

組織人の教育に尽きる!!!

薩摩藩と比べて「アカンやろ〜!」って思ったのが

江戸時代・佐賀藩の教育方法。

ひたすら勉学がかり押し付け、成績が悪かったら

その子家に入ってくる藩からの施しを最高8割カットするという有様。。。

(この情報は、今読んでます司馬遼太郎さんの本『この国のかたち』に書かれていました)

これに多くの不満を抱えた、大隈重信は、

その後、東京に早稲田大学を創ったんやそうです。

今の世には、その「教育」の効果は現われませんが、

何十年か経ってからじわーっと出てくるのが「教育」です。

幕末の志士で、佐賀藩出身の人なんて

一人もいなかったと思います。

大阪の人も悲しいかないなかったと思います。

世界視野で、現状を冷静に把握するクールな頭脳。

そして、世の中を良くしていくんや!というアツイ心が

リーダーには必要ですよね。

っていうか、今の日本の閉塞感って、

こうやって考えると、とっても良く理解できます。

そんなリーダーって、日本の政治家で一人でもいるの?

日本の今の「教育」って偏ってない???

やっぱり、温故知新。

答えは全て過去に出揃っています(断言!!!)

他にも、いろいろ気づいたこと、ありましたが、

西郷隆盛の座右の銘『尊天愛人(けいてんあいじん)』。

「天が分け隔てなく人々に恵みを与えるように、私も仁の心で民衆を愛したい」

大久保利通のは、『為政清明(いせいせいめい)』

「政治家が自ら正し、清廉潔白でなければならない。」

・・・ホンマ、今の日本の政治家につきつけてやりたい、この言葉っ!!!

ま、それもいいけど、まず自分自身がそうでありたいなぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)

<つづく>