さくらびレポート239〜作品は「どこでもドア」と同じだ:空想の世界への入り口

櫻ヶ岡中学校の中平です。今日の休日は、この冬一番の寒さ。しかし、美術部は活動を行いました。

廃材アートで、美術部として、どんなコンセプトで作るのか、その大枠を話し合って決めました。

廃材アートって、中学生にとっては難しい面もあります。それは、なぜ廃材を使わなければいけないのか、廃材を使うことによって、一体どんな発見があり、どんな面白さがあるのか、理解まで到達できないこともあるのです。
つまり、生徒たちは、作りたいことややってみたいことはあっても、そのアイデアやイメージを、廃材という今までと違う素材を生かしながら表現することが、なかなkうまくいかないのです。

今日の部活の最初には、私が話しました。「みんなの意見を聞きあう習慣をつけよう。机の上だけで考えているんじゃなくて、外へ出て、いろいろ見てみよう」この二つです。

一時間、一人一人調査やアイデアスケッチをした後、プレゼン大会(?)のために、模造紙に自分のアイデアを書き始めました。さすが、美術部。イラストを用いて、わかりやすく書いています。

黒板に、模造紙を貼り、プレゼン大会開始。意見や質問を出しながら、自分たちのイメージを膨らめます。お互いの考えをもとに、自分のアイデアの良さにも気づきます。

結局、今日の話し合いで、小グループまたは個人で制作することになりました。部全員で何か一つの作品を制作する方向はなくなりました。

いよいよ来週からは、材料集めを開始。次の日曜日の部活では、長野市リフレッシュプラザへ行って、下見や廃材の調達をする予定です。