七瀬まるごと美術館主宰の渡邊トシ子さんからのレポートです。
年が明けた七瀬の街のご報告です。
街に残る「立体駐車」と言う作品。作者は街の蕎麦屋の主人で 沢山ミニカーを持っている孫に送るプレゼントだそうです。
作品の背後に写された風景は まさに「七瀬の今」です。
昨年まで ここに民家がありました。数年前まで 家主は一人 お元気で暮らしていたのです。
コミュニテイ・スペース 街の駅を サラリーマンらしき人が 覗きました。
どうやら ゆっくり ビデオを見に来たらしいのです。
ここで 会期中ずっとビデオが上映されていました。制作者は演出し俳優でもある若者。
年寄りばかりの七瀬と言われていますが アートが 小さな流れを 生み出しているような気がした春先でした。