TV〜「豊かなのに、幸せになれないのはなぜ?」

こんにちは。
週末3連休になりましたが、いかがお過ごしですか?
わが家は 1泊で 6人全員 数年ぶりの家族旅行へ
行ってきました。

さて 昨年末、TVで「豊かなのに、幸せになれないのは 何故?」
という番組を放送していました。
以下に、少し紹介したいと思います。

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1)今のアメリカの現状から
2009年 両親の虐待によって 160万人の若者が 家出をした。
過度の 競争社会が、人のつながりを引き裂いて
アメリカは 家族崩壊が起こっている。
1つの家庭で 何か起きると、それが 代々引き継がれ
誰かが それを断ち切るまで 続いた。
どうすれば正しい親になれるのか、わからない。

さらにそれは 介護放棄・身体的暴力という 高齢者にも及んでいる。
アメリカは 社会という「大きな家族の一員」ということ 
一番大事なことを 忘れてしまい
家族そのものが 壊れてしまった。

2)日本の場合は(立正大学 内山教授他)
自由な社会は、豊かさを得て、過去とのつながりが 失われていった。
過去をいらないものに変えて、そのことで 今に振り回され、
未来まで 見えなくなっている。
自分の立ち位置が わからなくなっている。

豊かさを求めた時代は 働くのは誰でもいい (という考えがある)。
労働が時間になって、効率が求められる社会になった。

むかし、働くことは「関係を結ぶこと」だった。
働くことで 社会とつながっていた。
豊かな日本の経済は、50年間に GDPは7倍になった。
だが、生活満足度は、横ばいで変わらない。
もっともっとと 走り続けるハムスターと重なる。
豊かさの正体は、消費するエネルギーを できるだけ使わないことを便利と
定義している。
そうすると 身体が衰えます。それでジムとかに行ってる。
日々 不安を感じている日本人は 70%と言われる。

安心はお金では買えない。
土(自然)を育て、自己を育てる。社会で働いて育てること。
自分と社会をつなげること。

敗戦 戦後 ゼロからのスタートだったが、変わったことは
民主主義→平等→上下関係崩壊 
自由→個人主義→過度な競争
豊かさ→経済成長→都市集中→農村崩壊→自給率低下

支え合いがなくなった。
家族の崩壊・学級崩壊・格差・いじめ・無関心・老人孤立
自殺・組織も危ない状況が見られる。

戦前は 村社会 家制度があり 生活は貧しさがあったが、
何とかやってこれたのは、支え合いがあった。
今ここで いい意味の目標を 作り直す必要がある。
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以上のような 内容でした。 今何を感じていますか?
支えあうことは、社会だけの問題ではなく
家族が 支えあえることが 本来の姿と わたしは思います。
今かけている言葉は そこに つながっているでしょうか?

もう1つ、 競争(社会)という言葉が 気になります。
今も 比較をしたり 点数で評価・分析をする ものさしが
大人にも 子どもにも あると感じます。

人間としての素晴らしさ 存在そのものを 認めることよりも
常に いい、悪い・できた、できないと 子どもを裁くことが
優先されているように 思いますが、
それは 子どもの心に どんな影響を与えているでしょう?

点数は見えますが、人の気持ちは 見えないからこそ 
余計に 心を向けていたいものですね。
子どもも 生身の人間です。
その子の人生を抱え ささいなことに 悩みもあるでしょう。
つながっている人大人が いることは 大事ですね。

話は 少し変わりますが
今日、嬉しいニュースを 1つ聞きました。
休日ですが、野球のユニフォーム姿の近所のお父さんSさんに
会いました。
Sさんは 息子さん2人の卒業後も 野球チームのコーチを続けて
今地元町会の 少年野球チームの監督さんになったそうです。

解散の声も聞こえた弱かった町会チームを
「やるんだったら、子どもたちが ちゃんと 一生懸命に練習できるような
環境を整えてあげよう。」とまとめ、

「他のお子さんを 預るんだから 真剣ですよね。
僕達によって その子どもさんの 人生が変わるかもしれないんですから。
この間、Bチームで初の優勝が出来たとき
思わず涙が出ちゃいました。」

自分の子どもは卒業していて いない中、
野球チームの組み合わせ抽選会や 監督会議など 休日返上で 練習メニューも考えて
監督をつとめているお父さんです。
ありがたいですね〜。

そのお陰で、町会の子ども達は まとまって つながって
励ましあったり 応援しあうこと ベストを尽くすことを学ぶことが できますし、
今回 優勝という達成感を 味わう経験ができました。

きっと その息子さんたちも お父さんが監督さんをしていることを
知っているでしょう。
そのSさんの 生きる姿勢は伝わることと 私は思います。

大切な自分の時間を どれだけ 家族や他の人の笑顔のために使えるか、
今一人ひとりが 問われているように 感じています。

2011年 親として あなたは何を目指したいと 思われますか?
ブログで たくさんの方と つながっていること 心から感謝しています。