とがびレポート164 卒業制作 クライマックス戸上中生。

戸倉上山田中学校の中平です。卒業制作も残すところあと1時間。いよいよ、クライマックスです。今回は、黙々と描き続けている生徒の様子を紹介します。
 写真の生徒は、中心に中学生の自分を描き、その周りに光や対照的なものを表現しています。マスキングなどを活用して、丸い光にこだわっています。オレンジ色とブルーの境目をはっきりさせたほうがいいのか、あえてグラデーションした方がいいのか悩んでいました。結果的には、グラデーション。更に色を追加してグラデーションするようです。もやもやっとした感じにしたいようです。
 表現したいことがはっきりしている生徒は、自分で表し方をどんどん決定していきます。

描く・・・という点でもう一人。暗闇の中の光に向かって指差す自分の手。今は暗闇ということなのでしょうか。この生徒は、手の着色に悩んでしました。手にも光をあてるのがよいのか・・・。しばらくして、小さな光は指先に届いているように表現することに決めました。そんなこだわりに、思いが詰め込まれているのですね。