ただそこにいるという愛 / 笑顔の奥の気持ち /セミナー情報〜

こんにちは。
あるTVの朝番組で 視聴者からの葉書きを
紹介した体験談が とても心に残りました。
こんな内容でした。

80代の女性は車椅子ですが、病院に入院していました。
そこに 毎日通ってくる 紳士的なひとりの男性がいました。
でも その人は足が悪いようで、
いつも 病院の手すりにつかまって やっと歩いて来ていて
帰りも手すりにつかまって やっと歩いて帰る人でした。

「(男性は)ご主人様ですか?」と聞くと
「いいえ、2歳下の弟です。」
という返事が かえってきました。
お互いに家族もいない 姉と弟でした。
毎日通ってきて、ただそばにいるという愛のかたちが
そこには ありました。

相手のために ただそこにいる 存在承認の愛ですね。
生きる力を与えてくれます。

もう1つ わが家の話題からです。
息子が 一眼レフの写真を撮りに行って 帰ってきました。

息子「企画展で、コンパニオンさんの 笑顔の写真を撮ったんだけど
ちっとも 良くなくてさ・・。」
私「え〜、笑顔の写真でしょう?良くないの?」
息子「そうなんだ。 なんか・・笑顔なんだけど 疲れているっていうか
そんな感じなんだよね。」
私「そうなんだ。疲れているように 見えるんだ。
表情の奥に その人の心が 見えたんだね。」
息子「営業スマイルっていうか、長時間 笑顔でいなきゃならないから
仕方ないとは 思うけど。」
私「表情と気持ちが 一緒じゃなかったんだね。
だとしたら、プロの写真家の人は 
その瞬間の いい気持ちが 表情いっぱいに出るように
声をかけて いくんだね。」
息子「そうだね。確かに 声はかけなかったわ。」

笑顔 と、一言で くくってしまいそうですが
同じように見える笑顔も、気持ちは いろいろにあるものですね。
よく観察をすると それが伝わって 感じられます。

ところで わたしの呼吸法のY先生は
先日教室へ行くと、黒板にこう書いていました。

「五感を磨く=魂を磨く」
そして Y先生は、
「感じること 五感を磨くことで
自分と まわりの人を 受け入れることができるようになりますよ。」
そう話されました。わたしもそう思います。

大人も 何か楽しいことで遊びましょう♪ 五感が磨かれます。
こどもの気持ちを察する 子育てにも 役立ちます。

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受付け開始のお知らせです。
【10代思春期へのコーチング】セミナー
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<思春期>は、子どもの成長の中でも とりわけ、対応の難しい時期 といわれます。
大人の世界に 片足を入れながら、もう片方の足は 子どもの世界に残ったまま
子どもたちは 日々揺れ動きながら 成長しています。
そんな時期を迎えたら・・
私たち<親>の役割を、これまでの関わり方から 「ペアレント・コーチ」へ
変えてみては どうでしょう?
「子どもは何を考えているのだろう」
「よその家ではどうやって接しているのだろう」

8回目となりました思春期セミナー。
今回は『客観的に視る』をテーマに
子どもの視点やよその親の視点を知り、思春期の子供との効果的な関わり方
をコーチングを活用して学んでいきます。
心より お待ちしています!