パチャの誕生日〜サーフィン&ダンス

昨日は、ナマケモノ倶楽部・共同代表の一人、アンニャ・ライトの娘、パチャのお誕生日でした。パチャとは、エクアドルの先住民族、キチュアの言葉で「母なる大地」。アンニャがエクアドルの生命力と森の美しさに恋をして、2001年に自宅出産した女の子です。

2001年といえば、「911」のあった年。ナマケモノ倶楽部にとっては重大な年で、100万人のキャンドルナイトの原点、自主停電運動(暗闇カフェ)をはじめた年。カフェスローがオープンした年。そして、911直後の10月に、エクアドルから総勢17名も招待して、「フィエスタ・エクアドル」を開催した年・・・。

今から思えば、アンニャは生後半年のパチャをおぶってステージに立ち、しかも生まれたばかりのパチャを抱っこしながら2ndアルバム「PACHA MAMA」をレコーディングしてくれたのです。

そんなパチャも、すらりと脚の長い、魅力的な女の子に育ちました。2つ下の弟、ヤニの面倒をはじめ、小さい子をあやすのが得意。そして想像力、とくにアートのセンスにたけ、踊ったり、馬と会話したり、まさに自然の子なのです。

アンニャが定期的に送ってくれる「スローマザー・ダイアリー」では、現在オーストラリアに暮らすアンニャ一家のSLOHAS(スローで低コストで、健康にも地球にもよいライフスタイル)ぶりが写真とともにつづられています。(翻訳ボランティアも随時募集中!)

アンニャの子育て、そしてパチャみたいな、自然をまるごと受け入れる子どもに育てるヒントは、ゆっくりノートブックシリーズ『しんしんと、ディープ・エコロジー』を読むと納得です。