ホウシャノウ予報?〜頼れる!海外メディア

福島での「原発震災」。まだ事態は好転しているとはいえないようです。被災地から200キロ圏の首都圏に暮らす者として、今、いちばん欲しい情報、それは「ホウシャノウ予報」です。

風向きによっては、十分放射性物質が飛んでくる距離にあり、すでに水道や大気からヨウ素やセシウムが首都圏でも検出されています。避難できる条件にある人は、お子さんがいなくても一定期間、離れるのもいいでしょう。一方で、どうしても仕事や諸事情で首都圏を離れることができない人もいらっしゃるはず。そういう方も、下記のサイトを参考に、各々の「退避基準」を設けてみると、やみくもな不安からは開放されるかもしれません。

■放射能漏れに対する個人対策(改版) :こちら

そして、そういうときこそ、「ホウシャノウ予報」はみんなが常にチェックしたい情報です。今、なぜか日本の気象庁または原子力保安院からそういった情報は公開されませんが、一方で、ドイツやノルウェーの気象庁からは、シュミレーション映像がどんどん送られてきます。

どうしても外出の必要がある方はぜひチェックしてみてください。

■ノルウェー気象庁:こちら
(現在、アクセス集中が原因かわかりませんが閲覧できないようです:3/30午前)

■ドイツ気象庁:こちら
(UTC(世界標準時間)なので+9時間がJST(日本標準時間)になります)

■東京の大気圏における放射性物質濃度:こちら

■東京の水道水に含まれる放射性物質測定:こちら

■各地の放射性物質降下度を可視化した「マイクロシーベルト」:こちら