TV〜加山雄三さん/ 尾木先生のクラス担任時代

こんにちは。
桜が風に揺られながら 
気持ちよさそうに 咲いています♪ 春ですね。

今朝 加山雄三さんが TV出演していたとき
奥様が ご主人の通知表をつけました。
点数は オール5!
「愛情5」
毎日、いつも出かける時は 「愛してるよ」とキスを。
「会話5」
毎晩、寝る前1時間は 2人で話をしたり聞いたりする時間。
「サプライズ5」
奥様が留守で家を数日開けたとき、部屋の模様替え、
じゅうたん、カーテン、壁紙すべて変えて
バラの花を50本飾ってくれたそう。
「行動5」
出かけるときは、先に用意して 奥様が寒い思いを
しないように車を暖めて待ってあげるそうです。

その気持ちを当たり前にやっている加山さん。
人生の極意は?と聞かれると
「3かん!」と即答でした。
1、いつも「感動」すること
2、いろいろなことに興味「関心」を持つこと
3、感謝すること
さいごに「外に優しく、自分に厳しく」とおっしゃいました。
一貫したその姿勢が 加山さんなんだと 感じました。

数日前のTV〜教育評論家の尾木ママこと尾木先生の
先生時代のお話を聞きました。
女子中学校での特別授業でのことです。
心に残ったことから・・。

尾木先生が 中学校の担任だったある日、
クラスにこんな男子がいました。

一人は優秀で、スポーツ万能 人気者 A君(仮称)。
もう1人は、できがいいわけでもなく 運度もそれほどでもない B君。
とても仲良しの2人でした。

ある土曜日 A君が学校へ来たとき、
尾木先生は A君の顔色が悪いのを 感じました。
「A君 なんだか 顔色が悪いようだけど 大丈夫?
無理をしないでね。」
そう声をかけると
「先生 大丈夫です。」と返事が返ってきました。

翌週月曜日 先生が学校へ行くと A君が突然に
亡くなった事実を 尾木先生は 知らされ びっくりしました。
とても信じられない出来事でした。

そしてA君の葬儀のとき、生徒代表で 仲良しだったB君が
お別れの言葉を 述べました。

B君は 自分が どんなに 勉強ができなくても
どんなにスポーツがだめでも
いつも B君を支えて 応援してくれた、
優しかったA君への 心からの感謝を伝える
長い長い手紙を読みました。

B君にとって A君は 最高の理解者 最高の友達だったことでしょう。
お互いの存在を認め合っていた 絆があったんですね。

そして その後 B君が授業を受ける目つきが変わったことに
尾木先生は 気づきました。
B君は A君がもう勉強できない分まで 自分が頑張ろうと
思ったのです。

それに対して 尾木先生は言いました。
「B君 少し頑張りすぎてない?」と。

特別授業の中で この話を聞いていた 女子中学生は
「死んだ友達とも つながっていけるんだと思いました。」
「友達を 大事にしたいと思いました。」の感想が ありました。

あなたは どう思われましたか?
いつも B君の味方だった A君の思いやりの気持ち
B君の苦手を責めることなく いいところを感じていたA君だったと想像します。
コーチングマインド 愛にあふれています。

そして 友達への暖かい気持ちは そこで途絶えないで 女子中学生にも
人から人へ つながっていきました。 

担任だった尾木先生が 急にがんばり始めたB君を よ〜く観察して 感じながら
無理をしすぎていないか 気遣ってあげている 思いやりの気持ちも
伝わりました。
 
加山有三さん そして A君とB君 尾木先生
ひとりの生身の「人」を大事にしている姿勢から
あなたは 何を学び 何を実践したいと思いますか。

余震が続いています。 子どもさんの手をつないで 
笑顔で大丈夫と 一緒に心もつながってあげてください。