東京の里山を次の世代に残そう

里山とは自然と人間が調和して共生する日本の農村の原風景です
1960年代ここに多摩ニュータウン開発計画が持ち上がった時
農民と都市住民が協力してこの里山を残しました
2009年東京都里山保全地域に指定されました
現在、東京都では2箇所だけの貴重な里山です

環境意識が高まり持続可能な社会のモデルとして
その価値が見直されています
太陽・風・緑・土のにおいにふれて
誰もがこころをいやされる貴重な空間です

数十年間にわたる多くの先達の取り組みで保全されてきた里山ですが
現在では会員の高齢化が進み担い手が減少して危機的状況です
里山を保全するためには耕作放棄地にしないよう
様々なボランティアが参加して楽しみながら農業を続けていくことと
若い世代の親子連れが里山を訪れ自然にふれあうことが
大切ではないかと思います

<1月29日に堀之内里山管理市民協議会で丘陵部の雑木林の下草刈りを
しました。背丈より伸びたシノが中心でした>