報告:ふゆみずたんぼ第1日目

こんにちは、気仙沼より岩澤です。
今朝、現地に入りふゆみずたんぼ復元プロジェクト第1日目の作業が終わりました。
東京から気仙沼まで高速バスで来たのですが、それまでは地震や津波の被害はみませんでした(夜だったので寝てましたが…)。
気仙沼駅から、今回の拠点でもある大谷中学校に着くまでの海岸線沿いはテレビで見る被害そのものがありました。

今回の復興支援の目的地のたんぼも家の梁が突き刺さり、家は流れ着き、がれきやガラス、貝なども散らばっている状態。
まず総合責任者の小野寺さんより作業内容の説明を受け、役割を分担をするなど、ミーティングを経て総勢30名弱で作業を開始しました。

午前、お昼後の各2時間の作業でかなりたんぼらしくなってきました。ですがまだまだ上っ面のみ。こどもたちが裸足で田植えをできるにはほど遠い状態です。ガラスや釘などが埋まっているのです。
そういった中でうれしい発見も!昆虫などの生き物を確認することができました。ヘビ、カエル、ザリガニ、アメンボウなどがいたのです。それは、塩害の被害があまりない表れだとか。たんぼの水をなめた人もしょっぱくなかったとのこと。たんぼの復活を願います。

支援物資中継基地である大谷中学校は、電気、ガス、水道などのライフラインが通っています。そしてみなさんの差し入れで、お昼もおやつタイムも普段より豪華?!

本当にみなさまのおかげまで生きているのだと感じます。
ありがとうございます!

明日は、くもりのち雨ですが晴れますように。

写真1.作業前のたんぼの様子。
写真2.4時間作業をした後のたんぼ。
写真3.わたしたちが並んでいる、下にある木がどこかの家の立派な梁がたんぼに突き刺さっていました!